どんぐりの洪水だ!
ハイイロチョキリの産卵時期がやって来た
サルスベリが満開になり、花壇のコリウスも見頃を迎えます。
みじかい梅雨、暑い夏日の毎日で、地温の変化に反応し、キツネノカミソリ、ナツズイセンの花が咲きはじめました。
いつの間にか大きくなったコナラの果実が葉を5~6枚付け、園路にたくさん落ちています。
7月から羽化したハイイロチョッキリが森の梢を飛び交い、やっと果実が大きくなる8月が産卵の季節。コナラの葉が5~6枚付いたどんぐりを園路にたくさん落とします。落ちたドングリを見ると、どのどんぐりにも袴の縁に小さな穴が開いています。
森林公園では、コナラ林に10年前からハイイロチョッキリとコナラシギゾウムシというゾウムシが増え、8月から9月にかけ、盛んにドングリに産卵し、コナラの葉を付けたドングリをゾウムシの嘴で切り落とします。
※画像は昨年以前のデータを使用しています。
※このコラムは季節を先取りしてお伝えすることがございます。最新の開花状況は
https://www.shinrinkoen.jp/hana-ikimono/
をご覧ください。
配信日:7月29日