国営武蔵丘陵森林公園

肥大する南岸低気圧は生命を呼び起こす春の嵐となる

光の時間が森の色を創り替える

コナラの森では、光が長い時間降り注ぎ、重ね合わさった木々の梢で、数百万個の木の芽たちがパンパンに膨らみ、海老茶色から白銀色、黄金色に変わり、花芽がはじけ咲く時を誘導しています。

カンザクラ、ウメ、ツバキ、マンサク、サンシュユ、トサミズキなど花木の花数が日ごと増し、森を赤、白や黄色の霞みのように覆います。

三寒四温が続く季節、そろそろ季節風が吹荒れ、ひとたび春の嵐になるとスギ、ヤマナラシ、ハンノキなど風媒花植物の花(花粉)を洪水のように空高く覆い尽くし、一気に受粉のチャンスをつくり出しています。

花壇ではスイセン、ビオラ、クロッカス、ナノハナ、草原ではカントウタンポポ、オオイヌノフグリ、ミチタネツケバナの花々が大地を染め、春が訪れます。

光の春は、香りや、色彩の想像力をめぐらす喜びを連れてきます。
賑やかな生物多様性による、生存競争が繰り拡げられます。

※画像は昨年以前のデータを使用しています。

配信日:2月19日