国営武蔵丘陵森林公園

毎年必ず失敗する(毎年必ず結氷させる)道化者

シモバシラに氷柱

12月下旬から1月の寒い日に、枯れたシモバシラの根元に氷柱が見られます。

シソ科のシモバシラの茎は、導管や師部繊維をもたない未熟な柔組織(じゅうそしき)で出来ており数回の氷結で、茎皮が必ず破れ、内部の木質部が現れてくると、毎年着氷します。根は活動しているため、吸い上げられた水により地面近くの茎に氷の結晶ができます。シモバシラの他、カシワバハグマ、ヤマトリカブト、アキチョウジなどは、冬初めて約-6℃以下になった日地表面から2~3cmの茎を凍死させます。
※柔組織とは、柔細胞からなる植物組織のことで茎や根の皮層や髄、葉肉、果実の果肉といったあらゆる器官にみられる組織のことです。

シモバシラの花期は9~10月です。

※画像は昨年以前のデータを使用しています。

配信日:1月2日